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アストン・ヴィラは24日、ビジャレアルを指揮していたウナイ・エメリ氏が新監督に就任することを公式サイトで発表した。
20日に成績不振だったスティーヴン・ジェラード監督の解任を発表したアストン・ヴィラ。後任候補には当初、マウリシオ・ポチェッティーノ氏やルベン・アモリム氏らの名前が浮上していたが、事態は急展開を見せた。移籍市場に詳しい記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アストン・ヴィラはビジャレアルに対して600万ユーロ（約8億8000万円）の契約解除金を支払い、さらにエメリ氏には700万ユーロ（約10億3000万円）という年俸を提示して、実績十分の智将を引き抜くことに成功したのだ。
現在50歳のエメリ氏は、若くしてコーチングキャリアの道を進むと、2008年からバレンシアを指揮。2013年に監督に就任したセビージャでは、史上初のヨーロッパリーグ（EL）3連覇を達成して、“ミスターEL”の呼び声を確立した。その手腕が評価され、その後はパリ・サンジェルマン、アーセナルとビッグクラブを率いるも、いずれも期待されたような成績は残せず。だが、2020年から率いたビジャレアルでは、就任初年度にクラブ史上初のタイトル獲得となるEL制覇へと導けば、翌年にはチャンピオンズリーグでベスト4進出を果たし、クラブの歴史に名を刻んだ。
なお、アストン・ヴィラの発表によると、エメリ氏は11月1日から正式にチームを率いることになる模様。同6日にホームで迎えるマンチェスター・U戦が初陣となりそうだ。
いきなりマンU戦でデビューになるエメリ監督。
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